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資金ショートを防ぐ:取引先との交渉

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交渉

 

資金ショート、そして倒産を防ぐために色々と手を尽くし、資金繰り対策をしますよね。まず資金繰りを実際に考える前に、今がどんな時なのかということを冷静に考えてみる必要もあります。

資金ショートを防ぐ:まず冷静になって整理する

 

キャッシュがない、支払いの期日が迫っている、そういう状況になるとどうしても冷静でいられなくなることがあります。でも、ここが踏ん張り時ですから、もう一度今の状況を冷静に把握してみることはどうしても必要です。

 

本当に必要なお金はないのか?

 

たとえば定期預金の解約をすることで、現金を用意することが可能かもしれません。また年金を担保にして融資を受けることもできるかもしれません。年金の前借りという形ですね。

さらに基本に立ち返って、なぜ資金ショート寸前に追い込まれたのかを分析してみる必要があります。

たとえばそれは取引先A社の入金が遅れているからかもしれません。期待していた日に入金がされず、途端に資金繰りが苦しくなったという状況かもしれません。ではこの場合どうしたらいいでしょうか?

その取引先A社に手形を振り出してもらうことはできないでしょうか?普段は現金での入金だったかもしれませんが、今回だけは手形でのやり取りに変更してもらうことを交渉してみることができるかもしれません。そうすればその手形を担保にして金融機関から資金調達が可能になります。

 

取引先の支払いを待ってもらう

手元に現金がなく支払いができなくなる、それが資金ショートで倒産に繋がってしまうものです。では支払いの期日を延ばしてもらうと、どうなるでしょうか?その間に新たな入金や金策による資金調達が可能になり、難を逃れることが可能になる場合もあります。

たとえば仕入先の取引先B社への支払いが迫っているとして、その支払いを1か月など待ってもらうように交渉したことはあるでしょうか?だってそれは相手に失礼だし、これまで支払いを遅らせたことなどないし......

と考えるかもしれませんが、とにかくまだ試したことのないことをダメ元で試してみることも必要な緊急事態に陥っているということを、認識しましょう。

逆の立場で考えるとどうでしょうか?取引先が支払いを今回だけ1か月待って欲しいとお願いしてきた場合、それを無下に断るでしょうか?もちろんその取引先とどういう関係かにもよるかもしれませんが、困った時はお互い様と考え1か月くらいなら支払いを待ってあげようと思うものではないでしょうか?

相手も同じことを考えてくれることも十分期待できますよね。正直に現状や経営状態を話して、理解を求めることもできます。お相手もあなたの会社に倒産されても困る訳ですから、支払いを一定期間待って経営の立て直しを図る猶予を持ってくれるかもしれません。

 

お願いする

 

取引先の入金を早めてもらう

また、支払いを待ってもらうだけでなく、入金を早めてもらうという交渉もしてみることもできます。ある取引先の入金は2か月先という約束になっている場合でも、資金繰りが厳しいので入金を早めてもらうようにお願いすることができるかもしれません。

それほど大きな金額でないなら、緊急事態ということで応じてくれる可能性はあります。小口の入金でもそれをいくつかの取引先にお願いすれば、大きな金額になりますよね。

ある取引先には支払いを待ってもらい、別の取引先には支払いを早めてもらう、両方が可能になれば資金繰りは途端によくなり、猶予ができるのでその間にさらに別の資金調達が可能になるかもしれません。

取引先にそういうお願いをするのは気が引ける、と思うかもしれませんが日頃から良いお付き合いをしていれば、案外すんなりと受け入れてもらえる場合があります。

 

金策に励む中で、もう一度取引先との交渉をしてみるというのは、難しそうでいて実は効果的な方法とも言えるんです。

資金ショートを防ぐために色々な手を尽くしますよね。もう色々と考え得ることはやった、もうやることはないと思いがちですが、冷静に考えてみるとまだやっていないことってあるものなんです。

先入観や固定観念に囚われてしまい、どうせ無理、言っても無駄と思ってしまいがちですが実はやってみるとうまくいくことってあるんですよね。

 

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